こんにちは、kuh*です。
本日は、私の病気の1つであるPMDDについて紹介します。私自身も最近、病名を知りました。日本では、情報も少なくとても苦労しております。
とても辛いPMDDについて、少しでも理解して頂けたり同じ症状で困っている人の助けになれたらと思います。
『PMDD』とは?
PMDDとは、『月経前不快気分障害』のとです。PMS(月経前症候群)はよく耳にするかと思います。どちらも症状は同じく、月経2週間頃になると腹痛、腰痛などの身体症状やイライラする、涙脆くなる等の精神状態が現れる病気です。
一見、鬱病の様に見えますが月経前から月経が始まると共に症状が緩和していきます。
更にPMDDは、PMSと比べて精神状態が強く現れる状態の事です。
主な症状
私の場合ですけど……
身体症状:腹痛、頭痛、腰痛、肌荒れ、のぼせ、立ちくらみ、眩暈、不眠、過眠、吐き気等
精神症状:抑うつ状態、涙脆くなる、焦燥感、集中力の減少、破壊衝動、イライラする、やる気の減少等
私の体験になりますが、いつもPMDDの時期は『黒い何かに囚われている』、『悪いものに取り憑かれている』感覚です。
原因
ハッキリとは原因は分かっていないそうですが、月経前に増加する女性ホルモンである黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響だそうです。また、もう一つの女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)とのバランス異常だとも言われているそうです。
いつから?
私は仕事に就き始めた20代前半の頃からPMSが酷く目立つ様になりました。主に仕事でもストレスが原因となっていました。
婦人科や精神科を受診し、一度は安定はしたものの強いストレスを感じる度に精神状態が不安定になる様になったいました。また、月経前になる度に家族と衝突し、口論になり手を上げることも多々ありました。
過去には、自傷行為を行ったり自殺を考えた事もありました。
生活への影響
現在も症状が強く出ており、精神科に通院しつつ仕事をしております。もちろん、PMDDの症状が重い事は職場にも伝えてあります。なので、症状がある場合は仕事を休む様にしています。
私の場合は、破壊衝動等と攻撃的になりやすいという事もあり対人関係にも関わるからです。他にも過去三回程、交通事故を起こしていますが全て月経前か月経中という事も分かっています。それらを踏まえた上で、自分でも出来る限りの予防をしています。
付き合い方
ここまで対策が出来たのも基礎体温を測っていたおかげです。基礎体温を毎日記録し、自分の月経リズムを知る事も大切だと思います。
それともう一つは、大切な人や身近な人にはしっかりと伝えておく事も大事だと思います。個人差がある病気だからこそ周りに話しておくと気も楽になります。
終わりに
少し長くなりましたが、私の体験に基づいたPMDDについての解説になります。なかなか、周りに言いにくかったりするかと思います。でも、私はそれで気持ちが楽になりました。
少しでも辛いと感じたら、病院に行く事もオススメします。事前に調べて病院に行くのも良いです。
周りに理解されにくいからこそ、自分の状態を知ってもらい苦しんでいる事をしっかり伝えることが大切だと思います。
少しでも同じ病気で苦しんでいる方に届けばと思います。知らない人がいれば、これを機に知ってもらえたらと思います。